CALMOFOAMでの工場騒音対策事例

A社様は長年、鉄を扱う工場を営んできましたが、近隣の工場が撤退や廃業にともない、跡地に住宅が建ち、鉄の加工時に発生する騒音が工場の壁を超えて近隣の住宅に伝わり、苦情に困っておられました。
しかし、工場の壁はスレートであり、施工費用も抑え工期も短縮したいという希望で様々な防音業者に当たってましたが、なかなか解決策がありませんでした。そこである施工会社からCALMOFOAMを使えば騒音が解決できるかも知れないという提案がありました。

STEP01

防音対策を始めるまでに・・・

まず、一般的な遮音重視の防音壁にすることで解決を目指したとのことです。 ところが、スレートの壁に重量物を施工するのが難しく、また窓からの採光を失いたくないため窓にも対策が必要となりました。壁の補強工事なども含めると工期が2週間以上かかることとなり、業務にかなり支障をきたすことも判明しました。そして予定していた工事費用も想定を上回るため、一時は移転も含めて検討したようです。
STEP02

これでダメならあきらめて移転か

施工会社がネットで見つけたのが私どもの「CALMOFOAM」でした。 遮音材を使わずに中低音を吸音すればひょっとして騒音苦情がとまるかも? そんなチャレンジでした。最大のネックは消防法対策ですが、これはグラスウールと石膏ボード(有孔タイプ)を併用することで何とかなりました。工期は約1週間を予定していましたが、なんとほぼ4日で終了し、費用も予定額より抑えることができました。結果!近隣住民からはまったく聞こえないわけではないが、特に気にならないということで騒音苦情は無事解決しました。
カルモフォーム
①アルミ製縦枠にCALMOFOAMを押し込むようにして嵌め込みます。
カルモフォーム
②CALMOFOAMの上にグラスウールで覆います。
カルモフォーム
③石膏ボード(有孔タイプ)をアルミ立て枠にビス止めして表面を仕上げます。
カルモフォーム
④全ての表面に石膏ボードを取り付ければ完成です。
会社概要
matsumuraaqua