フェノールフォームとは

フェノール樹脂の特性を生かし液体の状態から膨らませて発泡体にしています。見た目では分からないかも知れませんが、細かなミクロのカプセルが積みあがった発泡体です。そしてそのカプセルの一粒、一粒が接する部分には穴が開いており、これを連続気泡体と言います。この連続気泡体をベースにした製品を製造しているのは日本では唯一松村アクア株式会社だけです。
※穴の開いていない独立気泡体を作ることも出来ます。

フェノールフォームの特徴

吸音・遮音
連続気泡体のオープンセルは空気圧が高く、吸音に必要な空気透過性に依存しません。※仮文言です
重量
見た目と違い軽量です。【概ね17~19kg/㎥】
耐熱性
高温がかかっても溶けません。【熱変形温度(2%)/℃ 285.5℃】
難燃自己消化性
火を近づけても燃えません。火元から離すと消えます。【UL-94燃焼規格 V-0、HF-1合格】
断熱性
熱を遮断する性能があります。 【0.035 w/m.k】。
寸法安定性
温度変化や湿気で膨張や収縮が起こりません。
長期性能維持
劣化がほとんど起こらないため性能は半永久的に持続します。
耐薬品性
どんな種類の液体を吸収しても溶解・溶質・変形が起こりません。※強アルカリ性には脆弱です。
燃焼時の衝撃吸収性
燃えても有毒ガスやカーボン煤が出ません。

フェノール樹脂とは

フェノール樹脂はフェノール系化合物とアルデヒド系化合物を反応させて得られる、
世界で初めて工業化された樹脂です。
主要用途は研磨剤(砥石)電気・電子材料 合板の接着剤などに使用されています。

衝撃吸収安心への取り組み『環境への配慮』

ノンフロンによる生産
フロンガスを使用せず製造しております。
低ホルムアルデヒド化
ホルムアルデヒド放散速度基準F☆☆☆☆準拠
燃焼しても無公害
燃焼してもダイオキシン、シアンガス、塩素ガス等の有害物質は発生しません。
工場周辺の配慮
水質、土壌、大気などに環境に影響を及ぼさないよう徹底管理して製造しています。
会社概要
matsumuraaqua